Project Sprint Quest は2023年10月に Project Theory Probe へ活動を引き継ぎ、解散しました。

Reseach Domains

Questは以下の研究領域を持っています。

Method

定例ミーティングを軸とするプロジェクト推進メソッド「Project Sprint」の構築を担い、最適な実践知・理論知・体験知を取り込んでProject Sprintを進化させるサイクルの立ち上げと運用を行う。

現状と今後の予定

2021年末に行ったProject Sprintの全面アップデート(v3.0.0)に続き、2022年はプロジェクトライフサイクルの概念を導入することで既存の知見をより効果的に活用するとともに、これまで言語化が不十分であった各フェーズごとの記述の充実を目指す。
また、コパイロツト社内外からプロジェクト推進に関する知見を取り込みProject Sprintを安定的にアップデートする体制を整備する。
直近の活動については、Project SprintのRelease Note及びGitHub上のDiscussions/issuesを参照のこと。

Expansive

プロジェクトの原理原則を学術研究(=知のオープンソース)に基づいて分かり易く整理することで、実践者および研究者がともに探究できる基盤をつくる

現状と今後の予定:

学際的な先行研究サーベイ(社会学・哲学・心理学・組織学・経営学・統計学・PM方法論等)を通じて、プラグマティズムと実践理論に依拠した理論構築に可能性を見出した。2021年には実践理論の幾つかをコパブログで紹介、包括的な理論仮説はオンラインカレッジ「Project Climbing Challenge」の開講に繋がったほか、実証研究に向けたアセスメントツール Zipadee α版が3月リリースされた。
2022年には、理論研究の学会発表と論文投稿に注力しながら、蓄積したサンプルをもとに多角的に実証研究を開始する予定。

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Lab

プロジェクトに取り組む人々の行動を、プロトタイプによって再現・模倣可能にすることで、その社会的なパターンや実践の背後にある心理や認識のあり方をより深く理解し、一般化する機会を作る。特に、言語化が難しい領域に空間的な直感を用いてアプローチする。

今後の予定

2021年までの検討では、ホラーキー構造で仕事の全体像を組織する方法や、時間を不連続な単位に分割することで仕事の進行を思考する方法などを、個別に検討した。
2022年は過去に検討された個別のアイディアを統一することで、プロジェクトの複数の側面(仕事の構造、仕事と人の対応、時間軸)を循環しながら検討可能にするモデル開発を目指している。

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